赤い愉楽
まったく馬鹿げた話さ。





だから僕には今
心がない。


悲しみも苦しみも
すべての感情が消えてしまった。







鬼軍曹に引き取られた僕は
繁華街の小さな部屋で過ごすことになった。




昼間は鬼軍曹にボクシングを習った。




鬼軍曹はプロでも
そこそこ強かったらしい。



ランキングにも入っていたと
つまらない自慢をしてたっけ。

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