赤い愉楽
鼻はもちろん
耳の穴からも出血する奥田。


床に突っ伏して動かなくなる。


「エミの苦しみはこんなもんじゃない」


言葉を吐き捨てたクドー。



「死ね」



拳を握りしめたクドー。
だが、奥田は何故か微笑んだ。



クドーの動きが止まる。


荒い息を整え
奥田を見据えるクドー。


「簡単すぎる」

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