赤い愉楽
怜奈が目を覚まし
身体を起こした。


乱れた髪からのぞく
憂いを含んだ顔を見て


改めて美しいと思う奥田。



「あなたは…」



夢から覚めた怜奈。



「警視庁の平野です。
もう安心してください」



怜奈は片隅でうずくまるクドーの姿を
見つけて悲鳴を上げるが


平野はゆっくりと怜奈をなだめる。
< 353 / 377 >

この作品をシェア

pagetop