赤い愉楽
情熱的なキスを交わす二人に
冷たい潮風が吹きつける。


やがて二人はキスをやめて
お互いの顔を見つめた。


激しい息使いが
お互いの距離を縮めていく。



「嬉しい。あなたと出会えて
とてもうれしい。


でも…」



その時
奥田は怜奈の顔を見てはっとした。
そしてため息をついて下を向いた奥田。


奥田はすべて悟ってしまったのだ。

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