赤い愉楽
夜も明け
抜けるような青空の下


平野は立っていた。
ため息が出る街に。

雑居ビルの前に立つ平野。



<トパーズ>



看板を少し見やり
救われぬ霊に手を合わせ


祈る平野。


そして平野は狭い階段を上がっていった。


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