遠い君



「じゃあ、嫌じゃないってことだね♪」


え!!

「いや、そういうわけじゃ…」


「じゃ、俺らは帰るんで
バイバイ、楽達季くん♪」

あたしの否定もむなしく、
手を強い手で引かれた

その力に敵うわけもなく
あたしは連れて行かれた



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