キミと私の1週間 【完】


夢だった9時間の1人カラオケ。


たくさん歌ったのに、全く喉が枯れなくて。


大声で歌おうが、高音で歌おうが、酸欠にもならなかった。


夢みたいだ。


浮かれた気分のまんまベッドに入ると、昨日と同じ時刻にまた金縛り。



「初っ端からカラオケとは、最近の子は違うな」



また現れた、少年。


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