サナギとセカイ
「オッサ、うわっ!」
ひゅいっと尻を撫で上げられる感覚。
「いい形の尻だ。どうだ、月笠。俺の子を生んで…ぐあああ!!」
気付いた時には、オッサンの股間を蹴り上げていた。
反射的だった。
私の体はよっぽどこいつの子供を生みたくないらしい。
「つ、月笠、やり過ぎだ…」
「るせーよ!ぶっ殺すぞヒゲ!」
「今、男として殺されかけたわ!!」
股間を押さえて、床をのた打ち回る大の男。
情けねー。
こいつ目的で、ウチに来店する女どもに見せてやりてぇな。
「あ、でもちょっとカ・イ・カ・ン」
「死ね」
気付いた時にはまた反射的に、私はオッサンの股間を踏み抜いていた。
今度は声も出せず、悶絶してる。
そのうち泡とか吹くんじゃねーか?
「つーかよォ、んなばっちいモンを何度も乙女に踏ませてンじゃねーよ」
「うるさいうるさい!誰が乙女か!乙女は黒など付けたりせんわ!!」
カチン。
「おい、オッサン」
「その蔑んだ眼…た、堪らん」
「股間出せ。沸騰した油で気持ち良くイカせてやる」
「洒落になりませんっ!!」
ひゅいっと尻を撫で上げられる感覚。
「いい形の尻だ。どうだ、月笠。俺の子を生んで…ぐあああ!!」
気付いた時には、オッサンの股間を蹴り上げていた。
反射的だった。
私の体はよっぽどこいつの子供を生みたくないらしい。
「つ、月笠、やり過ぎだ…」
「るせーよ!ぶっ殺すぞヒゲ!」
「今、男として殺されかけたわ!!」
股間を押さえて、床をのた打ち回る大の男。
情けねー。
こいつ目的で、ウチに来店する女どもに見せてやりてぇな。
「あ、でもちょっとカ・イ・カ・ン」
「死ね」
気付いた時にはまた反射的に、私はオッサンの股間を踏み抜いていた。
今度は声も出せず、悶絶してる。
そのうち泡とか吹くんじゃねーか?
「つーかよォ、んなばっちいモンを何度も乙女に踏ませてンじゃねーよ」
「うるさいうるさい!誰が乙女か!乙女は黒など付けたりせんわ!!」
カチン。
「おい、オッサン」
「その蔑んだ眼…た、堪らん」
「股間出せ。沸騰した油で気持ち良くイカせてやる」
「洒落になりませんっ!!」