サクラミチ。
鈴夏は、ゆっくり目を開けた。さっきと違う景色に驚く。
(あれ、私…どうしたんだっけ?)
日向が鈴夏が目を覚ましたことに気づき、ベットに駆け寄ってくる。
「おい、大丈夫かぁ!?お前、階段から落ちたんだぜ。」
「え、うん大丈夫だよ…。痛ッ。」
日向のほうを向こうとしたら、右足首から痛みを感じた。
「捻挫だって、でも軽いからすぐなおるってさ。痛むか?」
不安そうな日向の顔が鈴夏をみつめる。
「少しだけね。日向君が助けてくれたんでしょ?」
日向は、あたりまえのように笑顔で言う鈴夏をみて苦しくなった。
(俺、彼氏なのに…鈴夏を守れなかった・・・。)
「・・・イヤ、俺じゃないんだ。ゴメン。でも、生きててほんとよかったぁ~。」
「…そうなんだぁ。大げさ。^^」
日向は嘘をつきたかった。でも、鈴夏と自分には嘘をつきたくない、そんな気持ちが心の中にあったのだ。
「鈴夏、お前なんかあったんだろ。それも結構前から…付き合ってるんだから、隠すなよ。それとも、俺が頼りねえ?」
「・・・ちがうの」
(それだけは、違う。私は・・・)
(あれ、私…どうしたんだっけ?)
日向が鈴夏が目を覚ましたことに気づき、ベットに駆け寄ってくる。
「おい、大丈夫かぁ!?お前、階段から落ちたんだぜ。」
「え、うん大丈夫だよ…。痛ッ。」
日向のほうを向こうとしたら、右足首から痛みを感じた。
「捻挫だって、でも軽いからすぐなおるってさ。痛むか?」
不安そうな日向の顔が鈴夏をみつめる。
「少しだけね。日向君が助けてくれたんでしょ?」
日向は、あたりまえのように笑顔で言う鈴夏をみて苦しくなった。
(俺、彼氏なのに…鈴夏を守れなかった・・・。)
「・・・イヤ、俺じゃないんだ。ゴメン。でも、生きててほんとよかったぁ~。」
「…そうなんだぁ。大げさ。^^」
日向は嘘をつきたかった。でも、鈴夏と自分には嘘をつきたくない、そんな気持ちが心の中にあったのだ。
「鈴夏、お前なんかあったんだろ。それも結構前から…付き合ってるんだから、隠すなよ。それとも、俺が頼りねえ?」
「・・・ちがうの」
(それだけは、違う。私は・・・)