妹系男子。



**


教室の扉を開けた

お弁当の臭いが漂ってる



イチ「遅かったじゃん」

リン「あー、友達と会っちゃって」


林さんは友達ですから
堂々と言える



ヨシ「早く食べなー」

あと十分もしないうちに昼休みは終わる


急いであんパンの袋を破った



ヨシ「…麟太郎、誰誘うか決めた??」

イチ「ほら、遊園地だよ」



何の話かわからないが
口にあんパンを頬張っていて話せないのを察したイチが補足する


二人はこの話をしてたのか



取り敢えず首を横に振る


ヨシ「そっかー、…だよな」
イチ「早く決めちゃおうぜ、先に予定いれられちゃ困るし」


もっともな意見に頷きつつ頬張りつつ



ヨシ「つか、お前は行く気か」
イチ「行きますけど、何か??」

ヨシ「金の都合はつくのかよ」
イチ「なぁ、ガチで俺だけ自腹かー」

ヨシ「当たり前だろ、麟太郎は誘ったけど」
イチ「俺も誘っただろー」

ヨシ「勝手に着いて来るんじゃん」
リン「お前はそんなに俺が憎いか??」



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