妹系男子。

サン



***


俺は全力疾走していた



髪が乱れるとか、汗をかくとか

そんなの関係なかった



頭にあるのは林さんのことだけ



―――


―――


――時を戻すこと数分前――


ユカが帰る途中の俺とヨシに言った



ユカ「秋穂が公園で泣いてる」

ヨシ「それのどこが良いことだよ」


ユカ「誰かさんのせいだから」


ユカはこちらを睨んだ



………


リン「……え、俺?!」

ユカ「そうに決まってんじゃん」


リン「俺何かした??」

ユカ「知るか、早く行け」



ユカが急かした


ヨシ「なんか本当っぽい」

リン「…えー」


ヨシ「雨降るかもしれないし、走ってけ」


ヨシも急かす



リン「……ぉ、おう!」



だから取り敢えず走ることになった


ただ、ひたすらに
ただ、がむしゃらに



ユカ「あんた、私に協力決定」

ヨシ「麟太郎が上手いこといったらな」



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