妹系男子。
鈴木君と林さん。
イチ
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ヨシ「…で、風邪ひいた訳??」
リン「……おう…死にそう…」
時と場所は変わり
今は保健室で寝ています
今日も余裕で遅刻の俺は
重い身体を引き摺っていると
校門で同じく遅刻のヨシと出くわした
昨日、雨に濡れたせいだ
体温計が平熱を示す筈もなく
保健室登校をしたのでありました
ヨシ「……そっか…麟太郎がね…」
そして全てをヨシに話した
昨日は雨の中、
林さんを家に送ってから走って帰った
興奮冷め遣らぬまま、俺は家事を済ませ
鈴とろくに顔も合わせず
風呂に入ると、すぐに布団に潜る
――だけど、寝れる訳ない
あの時話したこと、表情とか
雰囲気や辺りの景色
それが走馬灯の様に何度も駆け巡った
ヨシ「良かったな、嬉しい??」
リン「……林さんのこと好きみたい」
ヨシ「知ってるっつの」