キミの隣に僕がいる

なんだったんだろう…。

俺は謎を持ったまま自転車に乗った。

夜風が涼しい。

「ただいまー」

俺がそう言うと、椿が走ってきた。

「遅いっ!!どこ行ってたの!?」

「郵便局とスーパー。なかなか頼まれたものが見つかんなかったんだよ。」

「全部、買って来たよね?」

「1つだけ品切れだった。」

『好きな子追いかけるために買わなかった』って言ったらどうなるんだろう。

でも、きっと『あんたが恋?冗談やめなさい!忘れたんでしょ!!』って言ってくるに決まってる。

だから、嘘ついたんだ。

「そっか。ならしょうがない。今からご飯作るから風呂でも入ってな?」

「あぁ。」

靴を脱いで、2階にある自分の部屋へと向かう。

「はぁ、やっとだ。」

俺は紙袋を机に置いて、鞄をベッドに放り投げてから俺もベッドにダイブする。

悟と別れて家に帰ったら椿に買い物頼まれて…

時計を見たら19時を過ぎていた。

俺は身体を起こして、部屋から出て、浴室に向かった。
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