年上王子と新婚旅行☆


それからさっさと準備をして

7時くらいに家を出る。



うわ…


助手席に華が座るのかと思うと…ニヤケる………



家を出る といっても、ただ車を出すだけだから、すぐにインターホンを押す。




ちょっと間が空いてから、バタバタと走ってくる音が聞こえた。



「あらあら、啓飛くん。
今日はよろしくね?」


「ぁ、おはようございます。
こちらこそ、こんな時期にスミマセン。」



玄関のドアが開いて、出てきたのは華のお母さん。

まだ7時なのに。


華に起こされたんだろう…



そう考えると、なんだか微笑ましく感じた。





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