年上王子と新婚旅行☆



花火が照らす啓飛の顔があまりにも綺麗で、息を飲んでしまう。




「オィ、華?」


「ンッ…何?」


「何ボーッとしてんだよ?」




口の端を上げて、ニィッと笑う。


その表情すらかっこいい。




「…ちょっと……啓飛がカッコよすぎて…」



だからボーッと見つめてた


と加えると、ポッと赤くなった啓飛の頬。



か、可愛い……

なんて言ったらまた怒られちゃうけど(笑)




「もぅ……

啓飛…好きっ……!!!」


「知ってる。」




それから、啓飛の愛を全身に感じて


愛しすぎる夜を過ごしたのだった。





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