年上王子と新婚旅行☆


「……俺も、愛してる。

愛しすぎてて怖いくらい。」


「…啓飛……」




大好き


なんかじゃおさまらない。



愛してる


でも足りないくらいだよ…




何をしたら


何を言ったら



あなたに伝わるんだろう。



どうしたら


あたしのこの気持ち



全部全部、伝わってくれるんだろう。




首に回していた腕の力を強めて、啓飛の唇に自分の唇を当てた。


ただ触れるだけ。



でも、あたしの気持ちが

全部全部伝わるように



ありったけの思いを込めてキスをした。




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