実験動物
成長と目覚め
 ラウスはアルコを普通に育てていた・・・・ように見えた


 だが実際は違った



 飲ませているのは水ではなく薬品



 食べ物も食べ物ではなく人の肉だった



 そしてラウスは壊れていった



 ラウスが10才になるころアルコは死んだ



 ラウスはまだなにも教わってない言葉すらも・・・・



 家をでてもどこへ行けばいいのかわからない



 だが、ラウスには仲間がいた


 研究に使われ奇跡的に生き残っていた動物達だ



 ラウスは彼らと話ができた



 そしてそのまま研究所ですごし2年間は食料が持った



 だがラウスは2年間のうちにアルコの実験を理解し言葉すらも覚えたのだ!


 そしてラウスは研究所を出て行った
< 5 / 11 >

この作品をシェア

pagetop