SHINING
腕時計の時刻は深夜を
指し示していた。

「悪い…」

社長室に続く前室を覗き

「終わって…
taxi代は個別に領収書出して
おいてくれれば良いから…」

秘書の二人に声を掛けた。

「あっ…と…悪い。
その前にコーヒー頼めるかな?」

一人が立ち上がるのを見届け。

「それと…
一週間分のスケジュール出して」

もう一人に指示を出す。


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