SHINING
閉ざされた内腿に
慶吾の手が差し入れられていく。

少しずつ開かれていく
隙間から自らの足を捩じ込み
更に広げた。

その間も
慶吾は恵理奈の口を塞ぎ続ける。

恵理奈の抵抗がなくなり
慶吾に身を任せ出した頃。

「打ち合わせ良いですか?」

扉を叩く音が響く。

「はい…今開けます…」

慶吾は平然と立ち上がり
楽屋口に向かった。

「ん!短時間の間に随分と色気が増したというかフェロモンが…」

恵理奈を見るなり男が
物色し始める。

慶吾は如何にも不愉快そうに
間に立ちはだかった。

「秘密の特訓でもしてました?」


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