SHINING
初仕事…?
男が去ったのを確認した慶吾は
扉を閉める早々に

「じゃあ先ずこれ着て…」

恵理奈に紐を手渡す。

「こんなの着れないよ!」

絶句する恵理奈に

「俺手伝うし…」

飄々と言って退ける。

「ムリ!」

「ならこっちにする?
女ってこういうフリフリのレース好き何だろ?」

「フリフリのレースってこんなの下着の役割果たしてない!」

嫌がる恵理奈を気にも止めず。

「Tバック?Tフロントか?
あんまりこう如何にもってのは、逆にそそられないんだよな…」

次々に宛がい想像して
楽しんでいた。

「何でこんなAVみたいなことをしなきゃいけないの?」

泣き出しそうな恵理奈の
頭を慶吾が撫でる。

「AVって…絡む訳じゃないし。本物のグラビア達に失礼じゃん」


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