もも色
出会い
私の恋…それは一瞬でした。でも、それは甘く、もも色のような恋でした。ありがとう。あなたがいてくれて…


その恋とは、私が高校2年生の時に体験したのである。

高校に入ってまだ1年たらず、私は勉強に精一杯で恋という字にさえ、みむきもしなかった。
その時、私の親友のアヤカが「リカ!!彼氏できた!」と告知されたのはさすがにビックリした。
ビックリしたのより、先超されたという気持ちの方が強かったのかもしれない。

「リカ~!合コンしなぃ?彼氏いないでしょ?いいチャンスだよ~」

「うーん…あたしはいいやぁ~…ごめんね。つか、アヤカ!彼氏わぁぁ?怒られないの!?」

「まぁまぁ★細かい事はきにしなぁい!ってか、ノリ悪~い!そんな冷たい事言わないでからぁ~。ねっ?1回だけだから!!」

「ごめんね~パス!」

「そんなこと言わないでからぁ~ほら行くよ!!」

「ちょっとアヤカぁ~」

私は無理矢理アヤカに連れていかれた。でも、このとき、アヤカに連れて行ってもらって感謝だ★
でも、少しだけ複雑な気持ち。
でも、複雑だけれども一生に一度、あるかないかのような恋を体験させてありがとう。

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