―黒蝶―
―何時間たっただろう。

秋葉から着信は入らない。



蓮からだって着信は入らない…

何で?こんなにも時間がたったのに…



アタシは心配で心配で、寝付くコトだって出来なかった。

そして、静かに外に足を踏み出した...



ココの近くは海がある。

アタシは浜辺に足を踏み出した。


サクッ サクッ サクッ...



アタシの好きな砂利の音とは正反対で、どこか悲しい砂浜の音…

静かに砂浜に腰を下ろして、夜の海を見つめた。


様々な思い出が、脳裏をよぎっていく。

そして、涙が止まることを知らずに溢れてくる…

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