―黒蝶―
見られてはいけない部屋も多くあるので、とりあえずアタシの部屋へ連れこんだ。


「蓮…何の用?」

「七瀬…変わったな」



ドキッとした。

綺麗な瞳に見つめられて、何もかも見透かされたような気持ちになった。



「すごい綺麗になったよ」




アタシの心は爆発寸前。

アタシだって女なんだから、こんなかっこいい言葉言われたら…///



「蓮だって変わったよ」

「フッ…そうだな」



少し笑うと彼は言った。


「お前…黒蝶とか言われてんだろ?」

「え?」

「それで…雷蝶のトップの女なんだろ?」

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