―黒蝶―
ずっとずっと、俺はお前しか見てない。

愛せない…


どんなに願っても、どんなに愛しても。

運命から逃れなれない...


残酷だな。




「…ふー」




深いため息をついた。


「よっ、しょーねんっ♪」

「うわあっ?!」



目の前に現れたのは、緑さんの彼女の桃香さん。

「桃香さん?!どうしたんですか?」

「んー?緑見てない?いないのぉ!」


緑さんは神出鬼没。

5分以上その場にはとどまらないと、本人が言っていた(本当か?)

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