片想い
…。

小学2年生の時に逞が広島に転校した…。
私は逞が転校して大泣きした。それは私が逞の事が好きだったから。
きっと逞は転校したら私の事なんか忘れるに決まってる。でも私は絶対に忘れない。
逞が帰ってくるのを私は毎日願った。



そして6年がたち私は中学2年生になった。私はこの6年間、1日も逞の事を忘れた事がなかった。逞は私の初恋の人だから…。


そして中学2年生の入学式の日に転入生が現れた。
転入生が教室のドアを開けた瞬間…私はすぐにその人が逞だと思った。

そして逞がこの中学校に転入してきた。

これが私と逞の6年ぶりの出会いだった…


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