幸せの条件
私は、鏡で見ながら自分は着物も似合うと思った。
わざわざ母が今日というお見合いの日のために赤色の振り袖を新調してくれた。
お見合いはホテル内の料亭にて行われた。
父も母も緊張しているようだった。
通された個室にはすでにお見合いの相手が待っていた。
写真よりいい男じゃん。
私は、チラチラ見ながらテーブルを挟んで男の前に座る。
双方の親が挨拶を交わす間、おとなしく私は、俯いていた。
「・・・失礼ですが、写真とはだいぶ違いますね。」
相手の父親が私を見てそう言った。
私の父が言葉につまる。
私は、顔を上げて笑顔で答えた。
「写真は私の姉です。私は妹のさくらです。」
そして、男の目を見て私は、はっきり言った。
「姉ではなく、私が興味をもちました。」
それからもう1度、相手の父親を見た。
「姉には劣りますが、私でもよろしいでしょうか?」
わざわざ母が今日というお見合いの日のために赤色の振り袖を新調してくれた。
お見合いはホテル内の料亭にて行われた。
父も母も緊張しているようだった。
通された個室にはすでにお見合いの相手が待っていた。
写真よりいい男じゃん。
私は、チラチラ見ながらテーブルを挟んで男の前に座る。
双方の親が挨拶を交わす間、おとなしく私は、俯いていた。
「・・・失礼ですが、写真とはだいぶ違いますね。」
相手の父親が私を見てそう言った。
私の父が言葉につまる。
私は、顔を上げて笑顔で答えた。
「写真は私の姉です。私は妹のさくらです。」
そして、男の目を見て私は、はっきり言った。
「姉ではなく、私が興味をもちました。」
それからもう1度、相手の父親を見た。
「姉には劣りますが、私でもよろしいでしょうか?」