思う空*運命の人

「おめぇは、家事も出来ねぇのか!!」

父が母を怒鳴り付ける。

「朝から怒鳴んないでよ!!」

母がヒステリックな声を
あげる


私はそんなのお構い無しに、キッチンに行ってパンを焼く。


「お前が怒鳴られるような事をしてるんだろ!」

「私はちゃんと家事してるわよ!貴方は夜遅く帰って来るし私だって大変なの!ケチつけるんなら自分でやったら!!!?」

チーン。

パンが焼き終わった。

私はパンと牛乳を持って、喧嘩中のリビングに行く。


私の名前は
高峰美羽「タカミネミウ」
高校一年生


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