思う空*運命の人



私は震えた声で言った。



もし龍也さんが「それは分からない」って言ったら、どうしよう…


そんな不安が募っていく。



怖くて怖くて堪らない…






「大丈夫だ。俺は美羽を見捨てたりしない。だから安心しろ…」



そう言ってギュッっと抱き締めた。








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