君が落とした青空

例え、修弥に会えなくても、何度もきっと思い出すから、だから最後まで。



笑っていなくても、泣いていても怒っていても…



空を見れば修弥がいる。
雨の日だっていつかは晴れる。

足下を見つめていれば映し出される青空がある。

そこにはいつも修弥がいる。



きっと笑うから。
いつかはちゃんと、泣きながらでも笑うから、だから足掻かせて。



願わずにはいられないんだ。




――お願い。



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