想い、果てるまで










「あ、先輩たち、後は私がやっときますんで先にお昼して下さい」


「え?いいの?でもそれじゃ…」


「大丈夫ですよ!後ちょっとですし」



ぶっちゃけ、相当きつくなってきた。

だから余計に先輩たちにその姿を見せたくない。


「じゃあ、お言葉に甘えて。失礼するね!」


「はい!」





……―――ふーーっ…





一人の方が、大分楽だ。


実際の所、私一人でした方が早く終わる。


早く終わらせて、ゆっくり休みたかった。





「後はこれだけ……」





――――――――――



―――――――あれっ?





急に立ちくらみが来て……



意識が………









私の記憶は、そこで途絶えた。




ただ、力の抜けた私の身体を、誰かが優しく支えてくれたような気がした。










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