想い、果てるまで
召集場所へ着くと、そこには紫波の姿があった。
「紫波!!」
私がそう叫ぶと、紫波は頭を左右にきょろきょろ振って私を探している。
あれだ、小動物っぽい。
そこで、私に気付いたのかこちらに歩み寄って来た。
「壽吏。もう大丈夫なのか?」
「お陰様で。……ありがとね」
こいつの事は嫌いだが、私はこれでも常識人だ。
お礼ぐらいちゃんと言える。
「へー……。お前がそう言うなら良いけど…。………っていうか!俺の騎馬戦の活躍見た!?」
「見てたよ!凄い活躍ぶりだったね!あんなに鉢巻取って!」