濡れた体温ごと奪って
翔ちゃんの隣りで笑ってる女の人は、馴れ馴れしく翔ちゃんの腕を叩いたりしてる…。
私の心は何か鋭い物を突き刺したかの様にズキンと痛む。
どうして…私と翔ちゃんは小さい頃から一緒にいるのに…こんなにも遠いの…?
私が生まれてすぐから…ずっと一緒に過ごして来たのに…どうしてこんなにも…距離を感じてしまうの…。
距離を感じれば感じる程…翔ちゃんへの好きが溢れてく…。
どんなに苦しくても…どんなに悲しくても…私の気持ちは変わらない…。
…翔ちゃんの事が好き。