爽やか抹茶Days~若様のお茶はいかがですか?~



「間宮君さ、感情をもろに表情に出してるのは僕への当てつけなのかな?」


初めて会った時と同じように微笑んでる日向。除き込むように、俺の様子を余さず観察するようにやや下のアングルから見上げるヤツの表情に苛立ちを感じた。

やっぱり初めて見た時から俺は何故かコイツが気に喰わない。いや、多分理由はどっかで分かってるんだ。


「…あんたさ、自分の後輩がヤバいかもしれない時によく笑ってられるな。」

「うわ~あんたって…酷いなぁ。仮にも僕は間宮君よりも先輩なのに。
それは心配だけどさ、あさかちゃんには陽ちゃんがいるし、僕まで一緒に行ったらきっと気負いするでしょ?あさかちゃんはそういう子だからさ。」

俺の観察をやめるように視線を体育館の高い天井に向けると何かを思い出すようにそう呟いた。しかもさっきよりも口元に孤を描いて。

何?その余裕ですって態度。
何?その「篠塚の事は何でも知ってます」って言わんばかりのその口調。
何なの?あんた。


ホント腹立つ…。



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