爽やか抹茶Days~若様のお茶はいかがですか?~



日向は再び俺の顔に視線を戻すと話を切り出した。

「この間から思っていたんだけど、間宮君が僕をそこまで毛嫌いするのって本宮のあることないことの世間話だけが理由じゃないよね?少しは要因になってるんだろうけど。
僕何か間宮君に迷惑かけるような事したかなぁ?」


こんな事わざわざ声に出して質問しなくてもコイツは絶対に分かってる。
分かってるから今もこんなに余裕そうな態度でいる。いつも通りニヤニヤ笑ってる。
余裕で俺の考えてる事を見透かせるからコイツは今ここにいるんだ。

俺を怒らせる為に。
焦らせる為に。
そして篠塚から牽制するために。


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