【完】禁断の恋〜好きと気づくとき〜
でもこの人、さっきから笑わないなぁ。



ちょっとクールかも。



私は宏樹さんを直視するのがなんだか恥ずかしくて、宏樹さんから目を逸らした。



「…俺は、風間宏樹。よろしくな。あ、これ俺のアド。もしまたあいつらに何かされたら連絡して」



宏樹さんは、近くにあった紙に自分のメアドを書いて渡してくれた。


「あ、ありがとうございます!」



笑顔でお礼を言う私を見て、宏樹さんが少し笑ったとき。

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