【完】禁断の恋〜好きと気づくとき〜
佳祐は後ろから私の肩を抱くと、不敵に笑った。



「…コイツ、俺のなんで」


「「…………」」




はぁあああ!?



てめーは勝手に何言ってんだよっ!



私はいつから佳祐のものになった!?



でも、半分嬉しい気持ちがある。



それが不思議でたまらない。



嫌じゃないんだ。



こうやって後ろから肩を抱かれても。

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