【完】禁断の恋〜好きと気づくとき〜
そんなのはすべて、私の勝手な都合のいい解釈…?



「菜摘…体育大会終わったら、話があるんだ」



ドキッ。



話…?



なんだろ…気になるな。



「今じゃダメなの…?」



「ダメ」



私を抱きしめたまま、即答する佳祐。



佳祐の髪の香りと、色っぽい声が、私の心をくすぐる。



どうしようもなく好きなんだ…。



……佳祐、あなたのことが…。


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