【完】禁断の恋〜好きと気づくとき〜
佳祐は、左頬を痛そうに押さえながらそう言った。



「だって佳祐家からでてくるの遅いんだもん!」



「ひでー。俺にだって準備というものがあるんだけど」



私と佳祐の家は、隣同士。


私のお母さんの妹の子供が、佳祐なんだ。



お母さんは妹とすごく仲がいいから、近くに住むことになったんだって。



「もーやっぱりなんだかんだ言って、佳祐くんとはラブラブね!」


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