幸せが欲しい

いつかのあの人の声が聞こえて来た。

何で今なのかな…?


よし!勇気だせ、自分!!

「失礼します!!!」

ドアをバンって開けたら先生はまたあぐらをかいてたばこを吸っていた。


「おぉ、柚山か」

ここに来るのは柚山しかいないもんなー

と先生は言った。

「暇だから来ちゃいました」

私は無理矢理笑顔を作る。

「まぁ、座れ座れ」

先生は自分の横を叩いた。

「失礼します…」


< 104 / 108 >

この作品をシェア

pagetop