狼クン達のオリの中【完】
「どういたしまして。
ボクこそ。
あの時。
サマー合宿の時。
犬から守ってくれてありがとう。
ゆう?」
薫のすっきりした匂いが揺れ、ドアの開く音がする。
目を開けたときには薫の姿はなく、入れ違いに、綾瀬涼が走りこんでくる。
「薫っ!!
今の放送なんだっ!!!」
そして、あたしを見つけ。
瞳をギラット輝かせ、吐き出すように言った。
「やってやるよ!!
薫・・。
絶対負けねぇ。
そして、必ずおまえを手に入れてみせる!!」
ボクこそ。
あの時。
サマー合宿の時。
犬から守ってくれてありがとう。
ゆう?」
薫のすっきりした匂いが揺れ、ドアの開く音がする。
目を開けたときには薫の姿はなく、入れ違いに、綾瀬涼が走りこんでくる。
「薫っ!!
今の放送なんだっ!!!」
そして、あたしを見つけ。
瞳をギラット輝かせ、吐き出すように言った。
「やってやるよ!!
薫・・。
絶対負けねぇ。
そして、必ずおまえを手に入れてみせる!!」