狼クン達のオリの中【完】
「涼・・・・さま?(・・・屈辱!!)
涼さま!(ムカつく)
涼さま~!!(やけくそ)
涼さま~~~!!(慣れてきた)
朝ですよ~!!!」


綾瀬涼は、あたしの声で目を覚まし。



「はぁ・・・・」


ため息をついてあたしを見上げる。




その眼差しが。


物憂げで。


儚くて。


とっても綺麗で。




寝起きから完璧ってどういうこと?


って、自分との差にちょっと落ち込んだ。


あたしは・・・・絶対見せられない・・・。
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