俺様ケータイ

☆恋です






私は小銭を持って一人、廊下を歩く。

「だいたいなんで主人である私がケータイのパシリになんなきゃなんないの」

つか、パシリをすんなり引き受ける私もどうかと思うけど。


そんなことをぶつぶつ言いながら

自販機の投入口に小銭を入れる。


―が、50円玉が手から滑りチャリンと音を立てて

自販機の下に隠れて行った。


…私の50円!!??∑( ̄Д ̄;)




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