図書室ではお静かに~甘い声は唇で塞いで~【完】



「蓮!」


その声に振り返った瞬間。


-ドンッー


衝撃を覚え、胸元を見ると見たことのある髪。


「欄?」


欄は蓮を見上げて、そのまま胸に顔を埋めた。

涙で濡れた顔を・・・。


蓮はすぐに改札口を振り返ったが、そこには美優の姿はなく、ホッとするように息を吐いた。


見られていたのも知らないで・・・。


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