いいよ、付き合う! ただ……
梓 side
「今日は、帰りますね。
えっと、次に会うのは
夏企画ですよね?
ハンカチ、その時でもいいですか?」
キャプテンの前で泣いてしまった。
人前で泣くのなんて何年ぶりだろう。
多分、小学校の卒業式以来かな。
うちは、そんなことを考えながら
キャプテンに言った。
キャプテンが頷いてくれたことを確認して
「送っていく」と言ってくれたキャプテンの言葉を
断って、1人で歩き始めた。