涙の宝器~異空間前編
この当日の出場者の姿や状況で、観客は最後の確認をして、全員が到着して待機室に入ってから大金を賭ける仕組みだ。
半年に一度しか開催されない本大会は、観客にとって待ちに待った重要なイベントなのだ。
俺が到着すると同時に、ブーイングの嵐が巻き起こった!
俺は大型スクリーンに映し出されていた。
つまりさっき倉庫で負ったケガが、観客全員に見られているのだ。
さすがにこれだけのブーイングは怖すぎる……
ルールに従い、俺はグラウンドを一周歩いた。
ゴミやら何かが飛んできた。