涙の宝器~異空間前編
恐怖のブーイングを堪え、ようやく待機室に向かった。
出場者数は俺を合わせて百人。
見た目からして色んな奴がいた。
俺は到着した九十九人目。
最後の一人はタケシだ。
待機室にある小型モニターを見ると、もろにブーイングを受けるタケシがいた。
そんなタケシも待機室に入ってきたところで、観客たちによる大金の賭けが始まった。
大型モニターには出場者のリストが出てきて投票人数と賭け金が載せられていた。
数えたらキリがない投票数と賭け金。
俺とタケシは最下位だった。