涙の宝器~異空間前編
俺の体内で何かが熱く動きまくった。
まるで激しくドラムを叩かれている感覚。
その音は凄まじい速さと化していった!!
ドドンッッ!!!!
異次元空間がなくなった。
生きてるのか?
死んでいるのか?
五感を感じない……
さっきのあれが原因か?
だとしたら、俺は本当に終わってしまったんだろうな。
視界は暗く何も見えない。
ただ体がこの暗闇を流れていくのを感じた。
俺の体は着実に吸い込まれていく。
それは無音で無心。