涙の宝器~異空間前編
「そんなに心配だったら付き合ってよ!
うちらが酔うまで近くにいたんだし」

「そうだそうだぁ〜」

ミコの言い分にアユミが後押しする。

「分かったよ。一時間だからな!」

嫌な予感がしながらも涼は仕方なく店内に入っていった。
店内に入るとまともに会話もできないほどの爆音。

薄暗い店内は別世界だった。
最初にワンオーダーしないと入店できない。
とりあえずドリンクを三つ頼んだ。

その後、二人はロッカーにバックを入れた。
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