涙の宝器~異空間前編
麻衣−−−−
私たちは運転手と仮面男を待っていた。
「大丈夫か?」
「大丈夫だよ!」
何かこの人が涼とは思えない………
やけに威圧感があるっていうか…
さっきのまでの動きだって人間技じゃない。
「ねっ?」
「何だ?」
「名前は?」
「知らん」
「えっ?
知らんって記憶喪失?」
「俺に記憶なんてない」
「どういうこと?」
「今は二人で一人だ」
「どういうことよ?」
「俺は仮面男と涼の融合者だ」
え〜!!?
二人が融合??