Re:
「アツムは、どうするんだ?」

僕が話した後

チュウは僕に尋ねてきた。

「どう…って……」

チュウに伝えたかった

「オレに話してくれたのは嬉しいけど。お前はオレに助けてほしいなんて思ってないだろ?」

コクリ、と頷く。

僕はチュウに守ってもらいたいなんて考えもつかなかった



「……遺言、なんてもんじゃねえだろうな…?」

考えて、僕に問う

少し、険しい表情で。

僕は頭を左右に振る。

まさか

チュウに遺言残して自殺するとか

「もし…チュウが止めてくれたことをまたしようとするなら」

「僕は遺書を残して、するよ。」


僕は笑顔で言った。



遺書を残さないと

遺言なんて目に見えないものを聞かされたチュウは

嬉しくないし

僕の両親だって嬉しくない


死んだ後まで

チュウに迷惑なんてかけたくない




誰にも

これ以上、迷惑をかけたくないから。
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